長年患っていた痔の手術を受けるため、10日間の入院をしてきました。
痔の手術には日帰り・一泊で済む症例もありますが、痔の根治手術となると大体10日くらいはかかるようです。
いざ入院、それも10日間となると
何持っていけばいい? あると便利なものってあるのかな?
色々と不安になりますよね。
そこで実体験で感じた、痔の入院時の必需品と、持って行って便利だったものをご紹介します!(痔以外で入院する方にも参考になると思います)
ちなみに今回は以下の入院のケースを想定しています
・入院期間は10日
・入院中に家族・友達からの追加物資はなし
・病衣(パジャマ)はレンタルする
・洗濯は面倒なのでしない
・入浴時のバスタオル・タオルは病院で借りれるものとする
・男性(衣類や化粧品関連以外は女性でも参考になると思います)
絶対必要なもの
書類関連・薬
◎保険証
◎限度額適用認定証
◎後期高齢者医療受給者証(対象者のみ)
◎病院から提出を求められる書類一式
◎クリアファイル 数枚(もらった書類などの保管のため)
◎常備薬(必ず薬剤師に確認をとりましょう)
「限度額適用認定証」とは医療費が高額になる場合、所得に応じて費用の限度額が決定され、入院費がその限度額を上回っても、限度額までしか費用がかからない制度です。
(保険適用外の入院食・病衣のレンタル代などは別請求となります)
認定証を用意していなくても後から還付してもらうこともできますが、事前に認定証を用意しておく方が手続きが簡単です。
限度額適応認定証はお住いの市役所などで発行してもらえるので確認しておきましょう。
衣類
◎下着 10枚(入院当日履いていくものも含む)
僕は退院した後の洗濯が面倒だったのでダイソーで100円パンツを10枚買っていきました。退院後に全て捨ててしまえばいいので簡単です。
◎肌着 数枚(入院当日着ていくものも含む)
パジャマを肌着なしで直接着てしまえば、肌着は必要ありません。
院内は基本暖かいし、もし寒い場合はカーディガンなど羽織ればOKです。
でも一度だけ夜中に何故か汗をびっしょりかいてしまい、パジャマから肌着に着替えたことがあったので、数着はあると安心です。
◎靴下 数足
入院中はベッドにいることもあり、常時裸足なのでなくてもいいくらいです。
冷え性が気になる方だけ用意しておくといいかもしれません。
◎羽織るもの(入院当日に着ていくのを着回すのもあり)
カーディガンやユニクロのウルトラライトダウンのように軽くて持ち運びしやすいものがオススメです。
◎タオル 数枚
入浴用のタオルが病院で借りれる場合、汗拭き用・寝るときの乾燥予防のために濡れタオルにするくらいなので数枚で十分です。
洗面用具など
◎歯磨きセット
◎シェーバー・カミソリ・シェービングフォーム
◎シャンプー・コンディショナー・洗顔フォーム
日用品
◎眼鏡・眼鏡ケース・コンタクト
◎ティッシュ(ボックスティッシュやトイレットペーパーを持っていくのもアリ)
◎イアホン(TVや持ち込んだ電子機器の利用時に必須)
◎携帯・充電器
◎サンダル
◎ジップロックのような小分け袋(荷物の仕分けに便利)
あると便利なもの
ここからは無くてもいいけど、入院生活を快適に過ごせるアイテムを紹介します。
あるとないでは全然違うので参考にしてみてください。
◎リップクリーム・化粧水・保湿クリーム
病室は乾燥しているので予防にあるといいです
◎延長コード
コンセントがベッドから離れている場合もあるので、コードがあるタイプがおすすめです。
◎トートバックや手提げ袋
売店や入浴などの移動時にあると一つあると便利です。
(スーパーの袋などでも代用可能ですがちょっとガサガサした音が気になるかも)
◎小銭入れ
メインの財布は病室の机についている鍵付きの貴重品BOXにしまうことになりますので、売店にいく度に鍵を開けるのは面倒です。
小銭入れに最低限のお金を入れておき、トートバッグなどにしまっておくと便利です。
◎S字フック
ものすごい便利です。
ベッド脇の柵につけて、トートバッグやゴミ袋などを引っ掛けることができます。2個くらいあるといいかも。100均などで売っています。
◎コップ
排便には水分をしっかり取ることが大切なので、水をたくさん飲むことになります。
500mlのペットボトルを買うのもいいですが、2Lサイズを買い、コップに移して飲むほうが経済的でオススメです。うがいなどにも使います。
(手術当日や翌日は痛みがあるのにコップに移したりするのは大変なので、500mlを買いましょう!)
◎卓上時計
腕時計やスマホなどでも代用できますが、一目で時間が確認できる方が便利です。
◎円座クッション
痔持ちの方の必需品、中心に穴が空いているドーナツ型のクッション。
座るときに患部が直接当たるのを避けることができます。
入院中はベッドで横になっている時間も多いですが、食事の時や医師・看護師の説明を受けるときなど、座る機会も結構多いです。
術後はお尻が痛みますので、これがあるとだいぶ痛みが軽減されます。それに退院後も自宅や職場で使用することになりますので、事前に買っておくのがオススメです。
ただサイズが大きいと荷物になって面倒なので、下の商品のように空気で膨らませるようなタイプにすれば持ち運びしやすくて便利です。
◎耳栓
部屋は個室を選ばない限り相部屋です。遮蔽物はカーテンだけなので、周りの音は当然筒抜け。そうなると一番気になるのが、同室の方のいびき。
体感では同室の半数の人はいびきをしていたので、個人的に必須でした。
オススメの耳栓は世界的なシェアを誇るモルデックスの耳栓。価格が安い上に遮音性に優れています。耳栓は100均などでも買えますが、ちょっと性能がイマイチです。
◎アイマスク
病院では消灯時間が9時と早すぎるせいもあり、消灯時間を過ぎてもテレビを見ている方も多いです。テレビやスマホの明かりはカーテン越しでもとても眩しいので、念の為用意しておくと安心かもしれません。
◎暇つぶし道具
スマホ・タブレットだけで音楽・映像・読書・ゲーム・インターネットなどのほとんどの娯楽がカバーできます。ただwi-fi環境がないと、事前にDLしたり、下準備が必要です。
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以外といらないもの・使わなかったもの
◎お菓子
間食は基本厳禁です。痔の治療に一番重要なのは術後の排便コントロールのため、病院が提供する食事以外は基本取らないことが推奨されます。
飴やガム程度であれば問題ないようですが、間食する際は看護師さんに相談しましょう。
◎インスタントコーヒー・ティーバッグなど
入院中は基本的に水・麦茶を飲むことになりますので、飲む機会はありませんでした。
適切な排便コントロールには一日1L〜1.5L程度の水分を取ることが推奨されるため、利尿作用があるカフェインが入っている飲み物はNGです。
たまには違う飲み物が飲みたい!という方はカフェインが入ってない、もしくはカフェインレスのものを院内の売店で購入するのがオススメです。
◎ウェットティッシュ
痔の手術ではベッドから一日中動けないのは手術日当日くらいです。そのため、洗面台で気軽に手を洗えるので多用することはないと思います。
◎爪切り
入院する前日に切っておけば、入院中は使わないで済むと思います。
コンタクトの方は爪が伸びると危ないのであるといいかも。
◎パソコン
パソコンでできることはスマホやタブレットがあれば十分です。管理も手間ですし、特別な理由がない限りは必要ないです。
大体のものは売店で買えるので安心
上記の荷物を用意すれば、入院時に困ることはほとんどないと思います。
それにもし何か必要になったとしても、基本的に院内で売店で購入できるので、心配しなくても大丈夫です。
ただ時間だけはたっぷりあるので、自分にあった暇つぶしグッズだけは事前に用意しておくことをオススメします。
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