太りたい。
こんなことを言うと、世の女性たちから
「うわっ、すごいイヤミなんですけど~」
なんて言われるんですけど、いたって真剣な悩み。
子供の頃からガリ体質で身長だけは伸びても全然体重が増えず、大人になった今も身長は175cmに対して、体重は53.5kg。
と思いきや。
すいません、見栄はりました。ちなみに下は体脂肪率です。ボクサーかな?
しかし太りたい、というと決まってやってくる敵が、
ってか太るなんて、飯食いまくってりゃ勝手に太らね?
という意見。
体重管理には食べる量を調整するのはもちろん必須ですが、そんな単純な話で解決されてたら、体重の悩みなんてそもそも存在しません。(ガリでもデブでもね)
やっぱり痩せられない人にはそれなりに理由があるはず。
ではなぜ太れないのか? その原因について考え、対策を検討してみよう。
そして目指せガリガリから痩せ気味、ひいては中肉中背。
なんか「夢は正社員です!!」くらい夢のない目標だが仕方ない。
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太れないのは胃腸機能が弱いから
太れない人のほとんどはこれが理由なんじゃないでしょうか。
たくさん食べようとしても、そもそもそんなに食べられない…
そんな経験ありませんか?
太るために頑張って食べなきゃ・・・なんて無理して食べていたら、胃腸が荒れて、その結果、逆流性食道炎になってしまったり…
無理したせいで胃腸を壊し、前より痩せてしまったなんて情けない経験が僕にはある。
プロのスポーツ選手が「一番きつかったトレーニングは食事」
なんて話を聞きますが、やっぱり無理して食べるっていうのはきつい。
そんなガリにとって大切なのは、
無理なく食事を摂取し、その栄養素をどのように効率的に体内に吸収させるか
です。
そもそも胃腸が弱いってどういうこと?
胃腸の仕事について改めて調べてみると、こんな感じ。
・摂取した食物を蓄える
・蓄えた食物を消化・分解する
・分解した食物から栄養分を吸収する
・残ったかすが便として排出される
胃腸は栄養素を吸収するための工場だと考えるとわかりやすい。
この工場に何らかの欠陥や生産性が悪い部門があると「胃腸が弱い」ということ。
つまり太れない人の胃腸工場は、摂取した食物を適切に消化し、栄養素を吸収するシステムが、太りやすい人の胃腸工場より劣っているのです。
そもそも工場の処理能力が低いのに、無理に食べたりなんかしたら、工場がパンクするのは当然ですよね。
胃腸工場のブラック企業化です。
社員たちは疲弊しきって、生産能力は激減。社員が我慢の限界を迎えたある日、僕ら経営者にストライキ(体調不良)をして訴えるわけですね。
なんか自分がしていることの愚かさがわかってきました。自分が勤めている会社の社長並みに従業員の気持ちがわかってなかった。(社長!! 俺のブログ読んでるか!?)
どうすれば胃腸は強くなる?
胃腸工場の欠点はわかった、後はそこを改善すればいい。
つまり、消化能力を高め、栄養素を吸収しやすいようにするのだ。
具体的にはどのような方法があるかは以下の通り。
①よく噛んで食べる。
口は「最初の消化器官」と言われるくらい消化吸収に重要な役割をもっている。
良く噛むことで食物は細かく分解され、唾液の分泌が良くなる。
そして唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれていて、このアミラーゼが消化を助けてくれる。
よく噛むことが消化・吸収に非常に重要というわけだ。
普段噛むことを意識していない人はいつもより10回くらい多く噛むようにしてみよう。そうすると自分が思ったよりあまり噛まずに食べてしまっていることに気づけるかもしれない。
②腸内環境を整える
善玉菌・悪玉菌って良く聞きますよね。腸内にいる細菌なんですが、そのバランスを整えてあげると、腸の働きが高まり、生産性が向上する。
バランスの割合などは省略するけど、適切バランスを維持するためには以下の点に注意すると良い。
●動物性たんぱく質や脂肪分の摂り過ぎ
肉類、乳製品などの動物性たんぱく質や脂肪は悪玉菌の栄養源となり、悪玉菌を増殖してしまいます。●体内リズムの乱れ
朝食抜きや夜更かしなどの生活リズムの乱れは、消化・吸収・排泄などの腸のリズムも乱れてしまいます。●ストレス
心身の疲れや心配事、緊張などがあると、腸の動きが悪くなり、腸の血流が乱れ、腸内細菌のバランスが崩れやすくなります。●運動不足
あまり歩かない生活を送っていると、腸のぜん動運動が鈍くなり、腸の機能が低下してしまいます。●冷え
お腹を冷やすことで、腸のぜん動運動を抑制するため、便秘や下痢などのトラブルを起こしやすくなります。~健康づくりかわら版 日本予防医学界HPより~
要は偏りのない食生活と規則正しい生活、そして適度な運動をしましょうってことです。
基本中の基本ですが、意外と難しいですよね。
あとは普段の食生活では、なるべく食物繊維・乳酸菌を摂取するようにするといいようです。
食事対策編の記事はこちらから。
③消化酵素を摂取する・増やす
体が栄養素を吸収するには、食事を消化して栄養素に分解する必要があります。
体は消化によって本当に必要な栄養素を取り出しているわけですね。
そしてその消化に必要なのが“消化酵素”。
さっき唾液にはアミラーゼと呼ばれる消化酵素があると書きましたが、消化酵素にもいろいろ種類があり、分解できる成分と分泌される場所がそれぞれ違います。
まとめて一つの消化酵素で全ての食物を分解してくれれば楽なんだけど、そんなスーパー消化酵素は存在しないらしい。残念。
それでも、消化酵素の量が多ければ、消化・吸収能力が高まる。
消化酵素は我らが胃腸工場の秘密兵器と呼ぶに相応しい。
消化酵素を増やすためには?
消化酵素は基本的に食物から摂取することが可能。
酵素が多いとされているのは
生野菜・果物・生魚・生肉・発酵食品など。
・・・なんか生のもの多くない?
という方、ご名答。
なぜならこの消化酵素は熱に弱いという弱点があるからです。
熱を加えた食品には消化酵素は含まれないという悲劇。
うわマジかよ、消化酵素つかえねー。そんな生のもんばっか食えないよ。
困ったときはサプリだ。
食事がダメならサプリで摂ればいいじゃない。
こういう安直なところが僕がダメ人間を脱却できない理由ですが、使えるものは使ってしまいましょう。
ご参考までに酵素系サプリの商品をご紹介。
こういったサプリは少々お値段が張るのが気になるところですが、
「せっかく高い金出したんだから元取るぞ!!」
と強い意識を持てるのはメリットですね。
家での筋トレはなかなか継続できないけど、ジムだと頑張れたりしませんか。
ただやっぱりなるべくお金はかけたくない…
という方には類似品としてこちらがオススメです。
強力わかもとはあくまで胃腸薬なので、太るためのサプリではありません。
でも酵素配合かつ整腸効果があるので、同様の効果は期待できそう。
強力わかもとのことをもっと知りたい方はこちらから。
わかもと製薬 徹底分析強力わかもと
ちょっとサプリは高すぎる、という方にはこちらを試してみるのがオススメ。
人によって体に合う合わないもありますので、一度試しみるのもいいですね。
合わせてウェイトアップに特化したプロテインなどを摂取するのもありですね。
摂取カロリーの上乗せ+タンパク質やビタミン・ミネラルの栄養素は太るために重要です。
太るための食事については食事対策編の記事をご覧ください!