ハルタで連載してる漫画「北北西に曇と往け」が男のロマンをくすぐり過ぎててダメ。
舞台はアイスランド、
主人公が乗り回す愛車は旧型のオンボロジムニー、
渋いプレイボーイの祖父の家で居候、
自分で淹れたコーヒーを水筒に仕込んで、大自然の前でホットドッグを齧る、
職業は探偵、
周囲には美女美女美女。でも本人は女は苦手。
引用:北北西に雲と往け 著:入江亜季
はぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!???
なーーーーーーーーにこれ。
男の理想しかないんですけど。
あれ、これひょっとして原作「小説家になろう」ですか?
なろう系漫画じゃないとありえないくらいの男の理想ダダ漏れ世界観なんですけど。
なんでこれが俺の人生じゃないの。
生まれ変わらせて。お願い。
来世はアイスランドに住むイケメン男子か星野源にしてくだーーーーーーーーい!!!!
アイスランドよりアイスランドな世界観に脱帽。
ちなみに漫画のストーリーは、
機械と会話ができる不思議な力を持った主人公の彗が探偵として様々な依頼をこなす傍ら、数少ない肉親の弟が失踪。その弟を中心とした不可解な事件に彗が巻き込まれていく…
といったミステリー風味の話なんだけど、ぶっちゃけ言わせてもらうと、
ストーリーとかほんとどうでもいい。
なんせ入江亜季先生によって描かれるアイスランドが素晴らしすぎるから。
アイスランドの景色、飯、コーヒー、建物、美女、何気ない全ての描写の虜になる。
もはや実際のアイスランドよりアイスランド。
誇張抜きでセリフとかなくても全然読める。一生この漫画の世界に埋没していたい。
読んでいるだけで読者を遠い異国の世界に誘ってくれる。
ちなみに現在3巻まで刊行されているんだけど、2巻は実質アイスランドの観光案内みたいになってて、それがまた…もう……最高。
アイスランドに興味のある人は必読だし、興味なかった人も絶対に行きたくなる漫画。
俺も来世とは言わずに現世で行ってみようと思う。
だから神様。
来世は星野源にしていただくだけで結構です。
試し読みはこちらから。